高校の求人票を見て、製造業に興味を持ったのがきっかけでした。いくつか候補がある中で、杉田製線は自宅から通いやすかったこともあり、自然と気になる存在に。学校の先生から「しっかりした会社だよ」とすすめられたことも後押しになりました。
歴史のある企業という安心感に加えて、地元で長く働ける環境があると感じて、「ここなら自分のペースで成長できそうだ」と思えたのを覚えています。実際に工場を見学したときに、それが確信に変わりました。社員の皆さんがこちらをしっかり見て、丁寧に挨拶してくれたんです。形式的じゃなくて、ちゃんと“人として接してくれる”感じがして、会社の空気感が好きになりました。

製造の仕事というと「黙々とこなす」というイメージを持っていましたが、実際は違いました。思っていた以上にコミュニケーションが活発で、先輩たちが積極的に声をかけてくれたり、アドバイスしてくれたりします。
まだまだ分からないことが多い中で「分からないことは遠慮せず聞いて」と言ってもらえたことがすごく安心につながりました。仕事だけでなく、人としても成長できる場所だと思っています。対応の仕方に迷っていた私に、現場のオペレーターさんが「一緒にやってみよう」と声をかけてくれて。先輩たちもすぐに駆けつけてくれて、結果として無事に対応が完了しました。そのとき、「ここは人で成り立っている会社なんだ」と改めて感じました。

自分が担当した製品が形になって出荷されると、「やり遂げた！」という実感があります。製造オペレーターの仕事は単調に思われがちですが、製品ごとに調整が必要だったり、工夫が求められたりと、意外と奥が深いです。
ミスが出ないように細かくチェックしながら作業する緊張感もありますが、その分、うまく仕上がったときの達成感は大きいです。

まずは自分の担当工程を、誰よりも正確に、スムーズにこなせるようになるのが目標です。その上で、後輩が入ってきたときに自分がしてもらったように、しっかり教えられる先輩になりたいと思っています。
一歩ずつ経験を積んで、ゆくゆくはリーダー的な立場にもチャレンジできたら嬉しいです。